今回はKrita2.9でG'mic colorize[interactive]を使いベタ塗りをしてみたのですが
かなり使える機能だったので自分用メモ

※Windows版では現時点で出来ないので今回はLinux版を使っています
まず、今回ベタ塗りなので線画が無いと始まらない
ということで、準備しておきました
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気をつける点としては線と線の隙間が無い方が楽なので繋げておきます
自動選択で塗る時ほど神経質になる必要はないと思います
注意)ここで線画レイヤーを選択しておいて下さい

この状態からメニューのフィルター→G'MICをクリックします
G'mic-colorize設定
選択すると、このような画面が出るので
まず、中央部の赤ラインを引いている
Black&whiteを選択してColorize[interactive]を選択
次に右側の赤枠部分を上から
Lineart
image+Colors(2 layers)
に変更します

後はOKをクリック
G'mic-colorize
OKをクリックするとこんな感じ
準備は終わったので後はベタ塗り範囲を選択していくだけです

今回はカラーパレットで肌色を選択して下の画像のように
肌の部分をクリックして下さい
ベタ
全体を塗りつぶしてしまっていますが大丈夫です

次にカラーパレットで白を選択して背景部分をクリック
ベタ2
そうすると全画面肌色だったのが自動的に白に変わります

ちなみに、線と線に隙間があるとこのようにはみ出します
ベタはみ出し
その時には
ベタはみ出し修正
赤丸部分みたいに肌色を持ってくれば、はみ出しがなくなります
ちなみにスポイトは中クリック
丸を消すのは右クリックです

ちなみに白目部分は線画が無く選択させるのが面倒なので
ブラシで塗った方が早いです

大体出来たらウインドウを閉じます
するとKritaの方に塗りが反映されているのですが全部統合されているので
ここで、メニューからレイヤー→Split Layerをクリック
このようなウインドウが立ち上がるので赤ラインの部分を0にして適用します
Split Layer

すると左のようになっていたレイヤー構成が右のようになります
レイヤー
それぞれの色が別レイヤーで表示されるので後は通常通り塗るだけです


ちなみに
塗り残し

このように先の部分で隙間があったりするのでブラシ等で修正が必要です
まぁどのソフトでも自動選択すれば、こんなの当たり前
この程度なら精度は良い方ではないかな?と思っていたりします

※ベタを修正する場合は、各ベタレイヤーにロックがかかっているので解除して下さい
各レイヤーの目のマークの横2つ

Kritaでベタ塗りするときは面倒でやりたくなかったのですが
これなら楽で良いですね

個人的にはKrita2.9の新機能で一番使える機能だと思っています
Windows版では出来なかったので、すごく残念・・・・。
バージョンアップしていけば出来るよになると思うので期待!!!

最後に軽く塗った落書き
ぱっつん
では!


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